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2018/12/11 火曜日 | 予防・未病,調剤業務

来年春の花粉、飛散量は前年比 2.7 倍

ウェザーニューズは 2018 年12 月 4 日、2019 年花粉シーズンの「第二回花粉飛散傾向」を発表。
 https://jp.weathernews.com/news/25511/

西・東日本の飛散ピークは 2019 年 2 月下旬から、飛散量は全国平均で 2018 年の 2.7 倍と予想。スギ・ヒノキ花粉の飛散開始時期は平年並かやや早い見込み。寒さが緩む2019年2月上旬に関東や九州南部を中心に飛散が始まり、2 月中旬には飛散エリアが近畿や東海など西・東日本の広範囲にわたり、3 月上旬にかけて東北へ拡大する。

スギ花粉の飛散ピークは、西・東日本の広範囲で2 月下旬~3 月中旬、東北では3月中旬~4月上旬の予想。スギ花粉のピークを越えると、西日本からヒノキ花粉が増加していき、太平洋側のエリアではおおむね 3 月下旬~4 月上旬、日本海側のエリアでは 4 月上旬~中旬に飛散量がピークとなる予想。シラカバ花粉が飛散する北海道では、道南・道央はゴールデンウィーク前後、道北・道東は5 月中旬に飛散ピークを迎える予想としている。

2019 年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量 は、全国平均では平年の 6 割増、2018 年の 2.7 倍となる予想。特に東日本を中心に予想飛散量が平年の 1.5~3 倍になる見込みで、記録的猛暑の影響から 6 年ぶりの大量飛散となる恐れがある。ウェザーニューズでは、ここ数年、花粉症の症状が軽かった人やまだ発症したことがない人も、2019 年シーズンはしっかり対策を行うよう注意を呼び掛けている。

【文責】登坂紀一朗(薬剤師)

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