2024年2月5日
・医師たちが自ら購入して摂取している市販薬の実名リストが明らかになった。これには医師たちも避ける「抗コリン」などが含まれている。
・石井光医師（石井クリニック理事長）は、「夜間の緊急時や休日で自宅から出ているときは、ドラッグストアで市販薬を購入しています。旅行先で、突発的に熱が出たり、風邪が悪化したりすることもありますから、その時も市販薬です」と語る。
・市販薬を自ら選んで購入し、家族のために常備薬としている医師は実は多く、今回は医師たちに対して、どの市販薬を摂取しているかを問いただし、その結果をまとめた。
・風邪薬については全般的に否定的な見解が多く、「症状の緩和を目的とするなら、個別の症状に対しての処方薬を使うべきで、薦められません」という鳥居伸一郎医師（鳥居泌尿器科・内科院長）のように述べる医師もいる。
・一方で、鎮痛・解熱剤に関しては市販薬を愛用する医師も多く、「私の場合、効き目が強すぎても困るので、よほどの病気でないかぎり、処方薬はなるべく使わず、市販薬を飲んでいます」と語る医師もいる。
・具体的には、市販薬タイレノールAが風邪の症状に使われており、「処方薬のカロナールと同一成分・同一量で、我が家でも薬品箱の一番上にある。基本的に市販薬は、成分が1つしかない薬のほうが安全です」と岡田正彦医師（新潟大学医学部名誉教授）がコメントしている。
・他にも様々な市販薬が医師たちによって愛用されており、その一覧表とコメントは、『バファリン、太田胃散、アレジオン…医師が自分で買って飲んでいる「市販薬」リストを大公開』で詳細を確認できる。
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