・ドナネマブAZBT(キスンラ)は、3年以上前に臨床試験で効果を示した。
・規制手続きの遅延を経て認可を獲得し、リリーと投資家にとって大きな勝利となった。
・2023年初めに米国で販売が認可されたエーザイのレケンビと競合する。
・2日の発表後、リリーの株価は0.8%下落したが、年初から前日までに50%以上上昇していた。
・エーザイの提携先であるバイオジェンの株価は1.3%下落した。
・リリーによると、ドナネマブの治療開始から1年間のコストは3万2000ドル(約520万円)で、レケンビの年間治療コスト(2万6500ドル)をやや上回る。
・ドナネマブによって除去される脳の有害物質アミロイドが最小レベルに縮小すれば、医師は治療を中止できる。
・臨床試験では、多くの人が約1年経過後に治療を中止できた。