ロルラチニブ、肺がん生存率向上に貢献

・米ファイザー社の肺がん治療薬「ロルラチニブ」服用患者の約60％が、5年後も病状進行なしで生存。
・ロルラチニブは、転移性非小細胞肺がん(NSCLC)に対する第3世代ALK阻害薬で、がん細胞の増殖を抑制。
・豪州での臨床試験では、ロルラチニブがクリゾチニブと比較して高い生存率を示した。
・ファイザーはこの治験結果を「前例のない結果」として報告し、肺がん治療の進歩と評価。
・日本では2018年9月にロルラチニブが世界で初めて承認された。