・外傷性脳損傷の患者の治療に向けた幹細胞移植を用いる新薬「アクーゴ」が、厚生労働省専門部会により条件付きで製造販売が承認されました。
・「アクーゴ」は、健康な人から採取した骨髄液の細胞を加工しており、損傷した神経細胞の再生を促進することが期待されています。
・以前、品質に関するデータの不足から審議が継続されていましたが、今回の承認により、新薬の実用化が進む見込みです。
・「アクーゴ」は、世界に先駆けて実用化を目指す画期的な新薬として、先駆け審査指定制度の対象となっていました。この制度により、優先的に審査が行われています。