医薬品費節約、意識するは1割未満

・経済的な厳しさの中で、多くの人々が日々の支出に注意を払っている。食費や娯楽費の節約は一般的だが、医薬品費を削減している人の割合はどれほどか。
・アインホールディングスが運営する「アイン薬局」を含む全国の薬局が、最近、20代から70代の男女600人を対象に医薬品と財政に関する調査を行い、その結果を公表した。
・物価の上昇に伴い、節約を心がける人が増加している。調査によると、91.7％の人が何らかの形で節約を意識しており、その中でも食費、水道・光熱費、外食費が主な節約対象となっている。
・しかし、市販薬費や診療費などの医療費を節約している人は少なく、特に処方薬にかかる医薬品費を節約している人は全体のわずか7.0％に過ぎない。
・多くの人が医薬品費の節約は困難だと感じているが、実際には85.2％の人が処方薬をできるだけ安く購入したいと考えている。
・調剤明細書に記載されている点数は、薬局の場所や種類、規模によって異なり、薬の価格だけでなく、薬局への支払い手数料も含まれていることが分かる。