・米連邦最高裁が、FDAによる中絶薬の処方基準緩和を支持する判断を示した。中絶反対派の訴えは退けられた。
・全判事の一致で、遠隔診療を含む中絶薬の使用が従来通り継続されることが決定された。
・FDAは2000年にミフェプリストンの使用を認可し、その後処方基準を緩和。しかし、その緩和措置が違法との訴えがあった。
・連邦最高裁は、中絶薬の使用に関する基準緩和による損害が原告にはないと判断し、処方緩和を容認した。
・中絶問題は、11月の大統領選挙の主要な争点の一つであり、中絶権の擁護はバイデン大統領にとって有利な論点となっている。