・アメリカのバイオ医薬品企業モデルナが、新型コロナウイルスと季節性インフルエンザを同時に予防する新しい混合ワクチンの開発に成功したと10日に公表した。
・この混合ワクチン「mRNA-1038」は、従来のインフルエンザワクチンやモデルナのコロナワクチンと比較して、50歳以上の成人において強力な免疫反応を引き出すことが後期臨床試験で確認された。
・GSKとサノフィのインフルエンザワクチンとの比較試験では、特に高齢者グループでインフルエンザA型及びB型に対する免疫反応が顕著に高かった。
・モデルナのCEO、ステファン・ホーグは、この新ワクチンを2025年の秋の流行期に市場に投入する計画であることを明らかにした。