2024年5月11日
・日本政府が購入した新型コロナウイルスの治療薬560万人分の内、約430万人分が使用されずに余っていることが明らかになった。これは全体の約77%に相当する。
・厚生労働省の発表によると、一般市場での薬の流通開始と感染症法の変更により、国が購入した薬の出荷が困難になっている。消費期限が迫る中、未使用薬は廃棄される可能性が高い。
・東京大学の五十嵐中特任准教授は、薬の不足と過剰の両方にリスクがあると指摘し、今後の感染症対策に向けての検討を求めている。
・国が購入した新型コロナ治療薬は、塩野義製薬のゾコーバ200万人分、MSDのラゲブリオ160万人分、ファイザーのパキロビッド200万人分である。
・2024年3月末の時点で、ゾコーバ約177万人分、ラゲブリオ約78万人分、パキロビッド約175万人分が未使用のまま残っており、その金額は3000億円を超えると推定されている。
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