2024年5月5日
・弘前大学医学部付属病院が、アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」の投与を3月から開始し、周辺医療機関との連携システムも稼働させた。
・青森県内では特殊な検査や投与が可能な施設が限られており、医療機関間の連携が治療の鍵となる。
・3月26日には軽度認知障害の患者に初めてレカネマブが投与され、4月18日には連携システムを通じて検査が行われた。
・治療の流れは、かかりつけ医から認知症疾患医療センターへの紹介、認知機能検査、適応があれば弘大病院でのMRI検査と投与となる。
・弘大病院では6カ月間、2週間ごとに点滴投与を行い、その後は他の医療機関での継続治療が可能。
・冨山誠彦教授は、効率的な投与と認知機能検査のためには、周辺医療機関との協力が不可欠であると強調。
・八戸圏域でも6月に連携システムの稼働を目指し、準備が進行中。
・青森圏域ではレカネマブの投与実績はまだなく、医療連携の構築が重要とされている。
・レカネマブはエーザイが開発したアルツハイマー病治療薬で、アミロイドベータの蓄積を除去することで神経細胞の損傷を防ぐ。投与対象は軽度認知障害または軽度認知症の患者である。
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