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2024/02/05 月曜日 | 調剤業務

インフルエンザと新型コロナ患者増加、医薬品不足が深刻

2024年2月5日

・大阪市生野区に位置する葛西医院では、インフルエンザや新型コロナウイルスの患者数が増加しており、それに伴い医薬品不足が深刻な問題となっている。

・2月5日午前、葛西医院には発熱を訴える患者が診察を受けに訪れた。診察の中で中学生がインフルエンザと診断され、午前中には別の患者が新型コロナの陽性と判定された。

・葛西医院の小林正宜院長によれば、「1月に入ってからは再びインフルエンザの患者が増え、多い時で1日に10人ほどの発熱患者が診察に来ており、その内7人がインフルエンザ、1~2人が新型コロナ患者」とのこと。

・厚生労働省によると、1月22日からの1週間に大阪、京都、兵庫、奈良で報告された1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は全国平均を上回っており、実際の患者数も増加傾向にある。

・インフルエンザ患者数の増加について、小林院長は「去年はA型が流行していましたが、今はB型が流行している状況。一度A型に感染していても、B型に感染する可能性があるので、注意が必要だと思います」と指摘している。

・一方で、新型コロナも全国の患者数が10週連続で増加しており、新たな変異ウイルス「JN.1」が広がりつつある中、風邪系統の薬やせきとか気管支の薬が全国的に不足している状況が懸念されている。

・薬の在庫管理担当の後藤悦子さんによれば、「風邪系統の薬が大変不足していまして、一定の時期から入荷が滞っています。薬の生産量が不足していることも影響しており、せき止め薬などが非常に不安定な状態」と述べている。

・葛西医院では、不足している薬については患者に処方箋を出して他の薬局での受け取りを呼びかけており、患者にとっては不便な状況が続いている。

 

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