2024年5月3日
・顔に傷を負ったオランウータンが、自ら薬草を塗って治療する様子が科学誌に報告された。
・インドネシア・スマトラ島の国立公園で、オランウータン「ラクース」が傷を負い、その治療行動が観察された。
・ラクースは薬効があるツヅラフジ科の植物の葉をかんで、傷に直接汁を塗った。
・傷口にハエが止まると、つぶした葉を塗り、肉を覆った。
・1週間後、傷口はふさがり、感染症の兆候もなく治癒した。
・この治療行動は、野生動物が治療に植物を用いた初めての体系的記録とされる。
・ラクースはおそらく、この治療法を偶然学んだと推測されている。
・21年間の観察で同様の行動は記録されておらず、ラクースは他のコミュニティーで技術を学んだ可能性がある。
・霊長類が健康維持のために植物を利用する証拠が増えている。
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