2024年2月2日
・岩手医科大学の研究グループは、細胞内のタンパク質を活性化させ、脂肪の燃焼を促す化合物を見つけたと発表した。この発見が肥満治療につながる可能性があり、期待されている。
・発見されたのは、体内に存在するタンパク質UCP1を活性化させる化合物である。UCP1の活性化により、脂肪を燃焼させる細胞の活動が増加する。実験では、この化合物をマウスに投与することで肝臓の脂肪が減少し、体重も減少したとの結果が得られた。
・従来の肥満治療薬が食欲を抑えるのとは異なり、この化合物は基礎代謝そのものを増加させ、食事による体重増加を抑制する可能性があるとされている。
・研究グループは現在、この発見に基づく技術の実用化に向けて特許を申請中である。
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