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2024/01/23 火曜日 | 学会・研究

国立がん研究センターが小児・AYA世代のがん患者対象の医師主導臨床研究を開始

国立がん研究センターが小児・AYA世代のがん患者対象の医師主導臨床研究を開始

2024年1月23日

・ 国立がん研究センターは、患者申出療養制度を活用して、小児・AYA世代のがん患者に対して適応外薬や未承認薬を投与する臨床研究を1月から開始することを発表した。予期せぬ副作用にも対応できるよう、医師主導臨床研究として実施し、小児・AYA世代のがん患者のドラッグアクセスの改善を目指す。

・ 患者申出療養制度を活用すると、患者が医療機関に対して適応外薬や未承認薬の使用を申し出た場合、国が承認すれば、原則として全額自己負担となる検査や入院料などが保険給付の対象になる。この制度を利用して、国内で他のがんに承認されているが保険適応外の薬や、海外で既に小児がんなどに承認されているが国内未承認の薬を小児・AYA世代のがん患者に投与する。

・ 使用する医薬品は製薬企業が無償で提供する。ノバルティスファーマと中外製薬からの5医薬品提供が開始時点であるが、今後は多くの企業からの協力を得ていく予定。国がんは「研究の中で収集する各医薬品の国内小児における治療効果や副作用のデータが今後の患者のために役立ち、さらには将来的に保険適用を検討する際の参考となることを期待している」と述べている。

 

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