・デュピルマブはアトピー性皮膚炎治療に効果的な生物学的製剤。
・通常は2週間ごとに投与されるが、症状が安定している患者には投与間隔延長が提案されている。
・投与間隔延長のメリットは、過剰治療の回避、副作用リスクの減少、医療費の削減。
・LIBERTY AD SOLO-CONTINUE試験では、4週間の投与間隔でも効果が持続することが確認されたが、8週間では効果が低下。
・オランダの研究でも、4週間の投与間隔は効果的だが、6~8週間ではかゆみが増加。
・フランスの研究では、高齢で症状が安定し、ステロイド外用薬の使用量が少ない患者が投与間隔延長の適応となる。
・日本でもデュピルマブの投与間隔延長の研究が進められることが期待される。