2024年4月24日
・名古屋市立大学の研究チームが、尿路結石の分解に白血球が関与していることをiPS細胞を用いて確認した。
・尿路結石は腎臓で形成され、尿管に詰まることで激痛を引き起こすが、国内では再発率が高い。
・チームは以前、マウスを使った実験で結石が自然に消える現象を発見し、M2型マクロファージが結石分解に関与することを突き止めた。
・人のiPS細胞から作製したM2型マクロファージが、結石の主成分を積極的に分解することが確認され、予防薬開発への応用が期待される。
・iPS細胞の利点を活かし、結石分解を促進する薬の研究が進められている。
・関西医科大の教授は、この研究が尿路結石の予防と治療法の進歩につながる可能性があると述べている。