2024年3月30日
・一部の雑誌では「血圧を下げる必要はない」と主張されるが、科学的根拠は異なる。
・日本人約7万人のデータによると、血圧が高いほど心臓血管疾患で死亡するリスクが上昇。
・高血圧は将来の脳卒中や心筋梗塞、腎臓病のリスクを高めるため、放置せず管理が推奨される。
・降圧薬に関するヨーロッパの研究では、降圧薬を服用したグループで認知症の発症率が低下。
・イタリアの高血圧患者8万3千人の研究では、降圧薬を指示通り服用することで認知症リスクが24%低下。
・降圧薬を服用しても認知症のリスクが上がることはなく、適切な血圧管理が重要。
・医学は進化しており、40年前の常識に固執することなく、最新の研究と知見に基づいた治療が求められる。