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2018/12/03 月曜日 | 学会・研究,臨床・試験

診断が付かないめまい症の多くはPPPD

メニエール病や良性発作性頭位めまい(BPPV)、 前庭神経炎、頸性めまい、心因性めまいなど、日本めまい平衡医学会が示している16 のめまい疾患のいずれにも合致しない場合に付けるのが、「めまい症」。
診断が付かず、だから何もできず、放置せざるを得ない困っためまいだ。
最近、国際学会で新たに、持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)の診断基準が定められた。PPPDは「めまい症」のかなりの割合を占め、治療法もあることが示され、近々、日本でも学会が正式に発表される。

【文責】登坂紀一朗(薬剤師)

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