2024年2月11日
・横浜市港北区で行われた薬物依存症に取り組むセミナーでは、当事者やその家族らが依存症の克服に向けて経験を共有し、意見を交わした。
・主催は薬物依存症者の家族らが結成したNPO法人「横浜ひまわり家族会」で、家族同士の交流や誤解の解消を目的にセミナーを開催している。
・登壇者の一人は10年以上前からリハビリに取り組む男性で、家族や友人、仲間たちとのつながりが依存症の克服に重要であると強調した。
・依存症の息子を持つ母親も登壇し、家族会での出会いが心を落ち着かせるきっかけとなり、経験の共有が重要であると説明した。
・埼玉県立精神医療センターの副病院長で精神科医の成瀬暢也さんは、長年の経験から依存症の背景にある「孤独感や生きづらさ」に触れ、「正しい理解と信頼関係の築き方が重要だ」と語った。
・若年層の大麻使用や市販薬のオーバードーズについては、「手を差し伸べられない孤独感があり、SNSの情報を信じがち。彼らの生きづらさに目を向け、手を差し伸べる必要がある」と呼びかけた。
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