・武田薬品工業が、中国の亜盛医薬集団と血液がん治療薬の開発と販売に関するオプション契約を締結したことを公表。
・この契約により、武田は中国本土、香港、マカオ、台湾、ロシアを除く地域で、亜盛医薬が開発中のオルベレンマチニブの独占販売権を確保。この薬は慢性骨髄性白血病などの血液がん治療に用いられる。
・亜盛医薬は武田との契約で1億ドルのライセンス料を受け取り、将来的には年間売上の二桁パーセンテージに相当するロイヤリティやオプション行使料で最大12億ドルを得る可能性があると発表。
・亜盛医薬は香港市場に上場しており、オプション行使前にオルベレンマチニブの後期臨床試験を開始する計画。また、武田は契約の一部として亜盛医薬の株式を少数取得する。