2024年4月4日
・享保14年(1729年)に開園した奈良県宇陀市の「森野旧薬園」で、カタクリの花が現在見頃を迎えている。
・森野家が徳川吉宗の時代から薬草を栽培し始めた歴史ある園で、昭和天皇も訪れた国史跡。
・約250種の薬草が植えられており、1万2000株以上のカタクリが斜面を彩る。
・片栗粉の原料となるカタクリは江戸時代から重宝され、その効能は下痢止めや滋養強壮に利用されてきた。
・森野燾子さんは、300年以上にわたり花を咲かせ続けるカタクリの大切さを語る。
・園は午前9時から午後5時まで開園(最終入園は4時半)で、入園料は300円。不定休で、詳細は園に問い合わせを。