奄美大島、ドローンで離島へ医薬品配送

・鹿児島県の瀬戸内町と日本航空が協力し、与路島へのドローンによる医薬品配送サービスを開始。この取り組みは全国でも珍しい。

・「奄美アイランドドローン」という新会社を設立し、離島への生活支援と災害時の物資輸送を目的としている。

・サービス開始日は2月29日で、手安ヘリポートから与路島まで約18キロをドローンが飛行し、医薬品と新聞を約30分で届けた。

・従来の町営定期船に比べ、ドローンは速く、悪天候時の欠航も少ない。日本航空はオペレーション担当者を派遣し、研修を実施。

・運航は2週間に1回で、医師が処方箋を出した医薬品を薬局がドローンに積み込む。給食食材の配送も行う。

・将来的には、請島や加計呂麻島への運航拡大や、住民の買い物代行サービスの提供も検討中。