八雲総合病院の誤処方で賠償命令

2024年5月8日

・八雲町運営の病院による薬の誤処方が原因で血栓症を発症し、重い障害を負った女性が町に損害賠償を請求。
・函館地裁は、八雲町に対し約1億9400万円の支払いを命じる判決を下した。
・町は処方ミスと血栓症発症の間の因果関係を否定していたが、裁判所は最後の処方が問題だったと判断。
・裁判長は、患者の加齢に伴うリスク増加にもかかわらず、必要な検査やフォローアップが行われなかったとして、病院側の注意義務違反を認めた。