・医薬品の不正製造問題で業績不振に陥った日医工の岩本社長が、再生の手ごたえを感じていると述べた。 ・岩本社長は報道陣との意見交換会で、医薬品の不正製造問題について改めて謝罪した。
・日医工は主力工場での不正製造が発覚し、2022年3月期には1千億円以上の最終赤字を計上。2022年12月には事業再生ADRが成立した。
・2024年3月期の連結決算では、コア営業利益が前年の77億円のマイナスから12億円のプラスに転換し、3期ぶりに黒字となった。
・黒字転換の要因として、販売継続製品の出荷量増加や出荷停止製品の減少が挙げられた。
・一方、出荷停止が続く製品については国の承認が得られておらず、再開の見通しは立っていない。