・東北大学と理研ジェネシスが大腸がん治療のための新しい検査キットを開発
・このキットはがん細胞のDNAメチル化状態を検査し、特定の分子標的薬の有効性を事前に判別
・検査により高価な薬の費用対効果を高め、副作用の回避も期待 ・従来の研究で、がんの原発部位によって抗EGFR抗体薬の効果が異なることが判明 ・低メチル群では薬の効果が高く、高メチル群では効果が低いことが分かった
・検査はDNAのメチル化状態をPCR法で判定 ・分子標的薬は1997年から使用され、現在170種類が承認
・新しい検査キットはエピゲノムの変化を調べる初の試み
・この検査は今後の大腸がん治療の決定プロセスを変える可能性がある