・大成化工は「インターフェックス Week 東京」で、医薬品向けのバイオマスポリプロピレン(PP)シート「TAS-BPP2525」を発表した。
・このシートは、石油由来の原料と分離して管理されたバイオマス原料を使用する「セグリゲーション方式」を採用している。
・TAS-BPP2525は、従来の無延伸ポリプロピレン(CPP)シートと同等の性能を持ち、厚みは250μmである。
・適湿度は1.2g/(m²・24h)、全光線透過率は91%、ヘーズは23%で、食品安全基準をクリアしている。
・日本バイオプラスチック協会のバイオマスプラマークを取得し、CO2排出量は従来のCPPシートより17%低い。 ・大成化工は、国内初のセグリゲーション方式のバイオマスPPシートの開発に成功したと述べている。
・この製品は、海外のメーカーからバイオマスPPを購入して開発されたが、発売日は未定である。