・武田薬品工業の元社長で会長、武田国男氏が84歳で逝去。創業家出身として「世界のTakeda」を築く。
・1940年生まれ、1962年に同社入社後、米国市場で前立腺がん治療薬を成功させる。
・1993年、創業家から久々に社長に就任。多角化から医薬品事業への集中を推進し、リストラと成果主義を導入。
・研究開発体制を刷新し、新薬開発に成功。94年度の売上高7716億円から2001年度には売上高1兆円を達成。
・2003年、後継者に長谷川閑史氏を指名し、老害を避けるため退任。
・製薬業界に夢を持ち、画期的新薬で世界に貢献。1781年創業の企業を世界的企業へと成長させた功績を残す。