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2023/11/28 火曜日 | 副作用関連

ベンゾジアゼピン系(BZ薬)で「依存」リスクも

ベンゾジアゼピン系(BZ薬)の使用とリスク
2023年11月26日

・ BZ薬、抗不安薬や睡眠薬として頻繁に使用されるが、長期使用は依存性の危険性がある。精神依存と身体依存があり、後者が主な問題。身体依存時には、減量や中止で不安や不眠、けいれん、発汗、吐き気などの症状が現れることも。
・ 50代女性は、薬による身体依存で抗不安薬をやめられなかった。4年後に断念したものの、不眠に苦しみ始めた。
・ 最近は眼瞼(がんけん)けいれんに悩まされており、井上眼科病院名誉院長の若倉雅登さんはBZ薬が原因の可能性があると指摘。
・ 女性は医師から身体依存のリスクについて説明されなかったことに疑問を持っている。
・ 1980年代には長期使用で身体依存が報告されており、2017年に厚生労働省が漫然とした継続投与を避けるよう製薬会社に求めた。BZ薬は安全性と有効性から患者の満足度が高いが、問題も存在する。
・ BZ薬の適切な使用を強調する琉球大の高江洲義和准教授は、問題は薬の適切な使用と医療者の対応にあるとし、「入り口から始める出口戦略」が重要だと強調した。

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