・世界中で4000万人が使用するスタチン系高脂血症薬は、筋肉障害を含む副作用のリスクがある。
・クレストールやリバロなどの薬は、横紋筋融解症やミオパチーなどの筋肉疾患を引き起こす可能性が記載されている。
・スタチンは稀に筋肉細胞を破壊し、腎不全を引き起こす薬剤性筋障害を起こすことがある。
・90年代にはセリバスタチンの使用により31人が横紋筋融解症で亡くなり、その後販売中止となった。
・スタチンとフィブラート系薬剤の併用は、横紋筋融解症のリスクを高めるため注意が必要。
・抗血小板薬や抗凝固薬との併用も多く、これらの「血液サラサラ薬」の副作用については、別の記事で詳しく解説する。