2024年3月31日
・市販薬のオーバードーズが若者の間で問題化。厚生労働省は2025年までに風邪薬やせき止めなどの販売規制を強化する方針。
・20歳未満への大容量製品販売禁止、小容量製品の限定販売、対面またはオンラインでの購入時の年齢確認を実施。
・大阪「グリ下」での未成年の重大犯罪巻き込み事例が発生。市販薬乱用が背景に。
・高校生の市販薬乱用経験は60人に1人。女性と上級生で割合が高い。
・乱用の背景には、オーバードーズによる一時的な不安やストレスの解放があると指摘。
・厚生労働省調査では、乱用のおそれがある市販薬の複数購入が可能な店舗が26.7%存在。
・内臓脂肪減少薬「アライ」の美容目的使用に対する警鐘。服用前の生活習慣改善記録の提出など購入ルールが設けられている。