能登半島地震での薬剤師の支援活動
2024年1月24日
・ 広島県薬剤師会の串田慎也委員長によれば、広島県の薬剤師が能登半島地震の被災者に薬を提供するために派遣されている。現地での活動について、串田さんが報告している。
・ 串田さんは尾道市の薬局に勤務する薬剤師で、広島県薬剤師会による派遣メンバーとして石川県珠洲市に移動可能な薬局車両で入った。約80種類の薬品を搭載した車両を医療チームの拠点となる施設に停め、17日まで薬の調剤を行った。
・ 串田さんによれば、高齢者が多く避難所にいるため、粉薬の調剤が主だった。多くの高齢者が血圧や糖尿病の薬を必要としており、薬の手帳を持ってくる人も一定数いたと述べている。
・ 避難者の一人は便秘薬を受け取り、「便が出なくてつらいのが苦痛だった。安心しました」と語った。
・ 串田さんは、電子お薬手帳アプリがあり、それを使えない場合は写真でお薬手帳の内容を残すことができるとアドバイスしている。県内の3人の薬剤師が引き続き被災地で支援に当たっており、串田さんも再び石川に向かう予定である。
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