2024年1月30日
・ ニューラリンクの創業者であるイーロン・マスク氏は、脳に超小型デバイスを埋め込む臨床試験で、最初の参加者への埋め込みが28日に行われたことを明らかにした。
・ マスク氏はＸ（旧ツイッター）への投稿で、参加者は順調に回復しており、初期の結果では有望なニューロンの反応が検出されていると述べた。同氏はまた、ニューラリンクの最初の製品が「テレパシー」という名称になると投稿した。
・ 昨年、米食品医薬品局（ＦＤＡ）から治験を始める承認を得たニューラリンクは、人を対象とした治験の募集を9月に認可されたと発表している。
・ ニューラリンクの治験は、脳とコンピューターをワイヤレスでつなぐインタフェースに焦点を当て、デバイスと手術ロボットの安全性を調査する。治験の目的は、四肢がまひした患者が自身の思考で機器を操作できるようにするための機能性を評価することだ。
・ ニューラリンクは安全手順の監督強化を求める声に直面しており、米運輸省の規則に違反したとして罰金を課せられたという報道もあった。また、米議員4人は昨年11月、マスク氏がニューラリンクの脳デバイスの安全性を巡り投資家を欺き、証券詐欺を行ったかどうかについて米証券取引委員会（ＳＥＣ）に調査を求めた。
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