・高知大の谷内恵介准教授率いる研究チームが、膵臓がんの新薬開発のための臨床試験を開始。
・膵臓がんは早期発見が難しく、手術が困難になることが多い病気である。
・治験では、既存薬のがん拡散抑制効果と、新たな核酸医薬によるがん細胞のRNA破壊効果を検証。
・研究チームは医療ベンチャーを設立し、膵臓がんの5年生存率を約6割まで向上させることを目標としている。
・国立がん研究センターによると、2019年時点で膵臓がん患者は約44,000人で、症状が出にくいため早期発見が課題となっている。
・谷内准教授は「患者のために治療薬を必ず創りたい」と強い意志を示している。