Neuralink、BCI治験者の進捗を報告

2024年5月10日

・イーロン・マスク氏が率いるNeuralinkは、脳とコンピューターを繋ぐインターフェース（BCI）を埋め込んだ初の治験者の手術から100日後の状況を公表。
・治験者はBCIを用いて、コンピューターゲームをプレイしたり、MacBookやNintendo Switchを操作したりしている。
・使用時間は日によって30分から14時間で、平均は6～8時間。
・カーソル制御のパフォーマンスはビット／秒（BPS）で測定され、改善が見られた。
・スレッドの退縮による問題が発生したが、技術の改善により初期パフォーマンスを上回る結果を達成。
・Neuralinkは、細い糸に搭載された電極を用いて神経活動を検出し、手術ロボットで脳に挿入する。
・Wall Street Journalは、手術後の問題について報道し、Neuralinkは原因については言及していない。
・同社は今後も治験参加者の募集を続けている。