緊急避妊薬の処方箋なし試験販売、来年度も継続　厚労省

緊急避妊薬の処方箋なし試験販売、来年度も継続
2024年3月4日

・厚生労働省は医師の処方箋なしで緊急避妊薬を薬局で試験販売する調査研究を来年度も継続。
・調査結果を踏まえ、販売薬局の増加や購入希望者への情報提供を検討。
・緊急避妊薬は性暴力や避妊失敗時に使用され、性行為後72時間以内で妊娠を約80%防げる。
・世界約90か国・地域では医師の処方箋なしで薬局で購入可能
・厚労省は市販化議論を進めており、今年度の調査研究は145か所の調剤薬局で実施。
・購入対象は16歳以上の女性で、16歳・17歳は保護者同伴が必要。
・厚労省は薬剤師だけで適正に販売できるかの検証が難しいと判断し、来年度も研究を進める方針。
・市民団体は早期の市販化を求めている。