アニメ 『薬屋のひとりごと』1クール最終話で壬氏と猫猫の“曖昧な距離を保つ
2024年1月6日
・アニメ『薬屋のひとりごと』の第12話は、「宦官と妓女」と題され、12月23日（土）より日本テレビ系にて放送されたが、壬氏と猫猫の微妙な距離感が心をつかむ素晴らしいエピソードとなった。
これまでのサスペンス要素から一転し、終盤で描かれた壬氏と猫猫の感情の交錯は、1クールの最終回にふさわしいクライマックスとなっている。
・『薬屋のひとりごと』は「後宮もの」の要素を含みながらも、独自のストーリー展開で注目を集めている。
アニメならではのテンポの良い構成と、ヒロインがヒーローに深く愛される「溺愛もの」の要素が際立っており、特に壬氏と猫猫の関係性が視聴者を引き込んでいる。
・後宮で権力を持つ宦官の壬氏は猫猫に特別な感情を抱いており、美しい容姿で女性たちに囲まれながらも、猫猫以外には興味を示さない。
一方、猫猫も宮中の男性には興味を持たず、彼らとの距離を保ちたがっている。
しかし、お互いに徐々に心を開き始める様子が描かれ、その距離感が視聴者にとっては引き込まれる要因となっている。
・「溺愛もの」は近年のアニメで注目を集めており、不遇な状況にあるヒロインが高位の人物に愛される展開が共通している。
他の作品としては、『私の幸せな結婚』や『魔法使いの嫁』、『虫かぶり姫』などが挙げられ、それぞれ異なる要素で視聴者の心を掴んでいる。
・また、1月10日から放送が開始された『外科医エリーゼ』も、『薬屋のひとりごと』に近いラブロマンスが期待される作品である。
医療と王宮が絡む点や、主人公と婚約者との関係性が見どころとなっており、『薬屋のひとりごと』のファンにも楽しみな作品となりそうだ。
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