アサヒグループ食品、乳酸菌を活用した女性向け機能性表示食品発売
2024年1月24日
・ アサヒグループ食品は、徳島大学医学部との共同研究を基に、乳酸菌の効果によって月経前の女性の精神的不安や疲労感の軽減が期待できる機能性表示食品を開発した。商品は「わたしプロローグ」として25日から販売を開始する。
・ 徳島大医学部の西田憲生准教授（48）とアサヒグループの岩崎琢也・ダイレクトマーケティング部長（46）が23日に研究成果と商品発売について発表した。
・ 乳酸菌はアサヒグループ独自の「ラクトバチルス・ガセリCP2305株」で、2006年にスタートした共同研究では、これまでに過敏性腸症候群の改善や睡眠の質向上、アスリートの疲労回復などの効果が確認されてきた。
・ 月経前の女性の症状に関する研究では、徳島大の学生らを対象に17～18年に実施。乳酸菌を含むタブレットを毎日摂取すると、正常な月経周期を有する健康な女性の不安や緊張、疲れやすさ、便秘などの症状が軽減でき、排卵後の「黄体期」における女性ホルモンの分泌を促進できることが、プラセボ（偽薬）との比較試験で確認された。
・ 西田准教授は、「この乳酸菌で腸内環境を改善することで中枢である脳が刺激されてストレス緩和などにつながり、さらに中枢から末端の卵巣にまで作用したと考えている」と述べた。
・ 「わたしプロローグ」は1袋60粒入り（1日摂取目安量2粒）で2210円（税込み）。購入は「カルピス健康通販」オンラインショップ（https://www.calpis-shop.jp/）で可能。
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