・塩野義製薬が開発した抗HIV薬「ドルテグラビル」が中低所得国で急速に普及している。
・この薬は少量の原料で製造でき、2017年から2027年までに2600万トンのCO2削減が見込まれている。 ・国際機関「ユニットエイド」によると、ドルテグラビルは2400万人以上の患者に使用されている。
・以前主流だった「エファビレンツ」と比較して、製造と供給の効率が高く、CO2排出量削減効果が大きい。
・削減量は中低所得国の医療部門の排出量の約0.3~0.4%に相当し、温暖化防止に貢献する薬として評価されている。