・職場健診ではリウマチ因子(RF)の検査が含まれておらず、希望者は追加検査を受けることができる。
・RFは関節リウマチのスクリーニングに用いられるが、RFの高値が必ずしもリウマチを意味するわけではない。
・関節リウマチは自己免疫疾患であり、初期症状には発熱やだるさがあり、次第に関節のこわばりや痛みが現れる。
・RFの基準値は病院によって異なり、15mg/dL以下が陰性、それ以上が陽性とされる。
・リウマチ患者の20~30%はRF陽性でなく、リウマチ以外でRFが陽性になる場合もある。
・専門医の診断が重要であり、関節の変形や重症化を防ぐためには早期発見と治療が必要。
・日本リウマチ学会によると、推定患者数は82万5000人で、女性が男性の3倍以上発症しやすい。
・早期治療により「寛解」を目指すことが可能であり、40歳以上の女性はRF検査を追加することが推奨される。