・アメリカの製薬会社イーライリリーが、新しい肥満症治療薬「ゼップバウンド」が閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)の患者に有効であると発表。
・最新の臨床試験では、OSA患者の約半数が症状の改善を示し、呼吸の正常化が確認された。
・ゼップバウンドは、不規則な呼吸パターンを減少させる効果があり、初回試験で55%、2回目の試験で62.8%の減少を達成。
・治療の成功は、睡眠中の浅い呼吸や無呼吸の発生が大幅に減少することで測定された。
・プラセボを使用したグループと比較して、ゼップバウンドは顕著な改善効果を示した。
・イーライリリーは、この薬の承認を米国食品医薬品局(FDA)に申請中で、近いうちに他国でも申請する計画。
・チルゼパチドの安全性は以前の試験と同様で、一般的な副作用には下痢や吐き気などが含まれる。