2024年6月3日
・職場健診で測定される血小板数は、止血に重要な役割を果たす。
・基準範囲は約13万~40万/μLで、少なすぎると出血リスクが、多すぎると血栓のリスクが高まる。
・低い数値は特発性血小板減少性紫斑病などの病気を示唆するが、通常は既に症状が出ている。
・薬の影響で数値が低下することもあり、体質である可能性も。
・感染症や鉄欠乏性貧血で血小板が増加することがあるが、原因が解消すれば数値は正常化する。
・がんや関節リウマチで増加することもあり、本態性血小板血症の可能性も低いが存在する。
・血小板数が異常に高い場合は、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まるため、血液内科の受診を推奨。