2024年5月31日
・マッチングアプリの普及とパパ活の増加により、性感染症が急増。特に90年代に問題となったHIVの感染拡大が医療関係者の間で懸念されている。
・新宿東口プライマリケアクリニックの大林王司院長は、HIV検査数と陽性者数が増加している現状を「予断を許さない」と表現。
・コロナ禍の終息と人々の出会いの増加がHIV検査数の増加に影響。HIVはヒト免疫不全ウイルス、エイズはそのウイルスによる病気を指す。
・HIV感染は必ずしも致命的ではなく、治療法と薬は進歩している。しかし、一度感染すると一生薬を飲み続ける必要がある。
・感染予防には、信頼できるパートナーとの性行為が重要。不安な性行為後は72時間以内に予防薬を服用することで、ほぼ100%の予防効果がある。
・感染した場合は専門医の診断を受け、正しい知識と情報に基づいて対処することが重要。HIV―エイズはもはや必ず死に至る病ではないが、予防と正しい対処が必要。