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2018/12/05 水曜日 | 地域医療連携

【居宅介護支援】定期巡回・随時対応型訪問介護看護とは?

Q どんなサービスを提供してくれるの?

A 深夜や早朝、緊急時も含めて24時間、いつでも、ヘルパーらが、自宅を訪問し、水分補給や食事の介助などをしてくれます。 介護保険で使えるもので、厚生労働省が2012年度、自宅での生活を支える目玉のサービスとして創設しました。 このサービスが広がれば、お年寄りは、老人ホームなどに入らなくても、自宅など希望する場所で暮らせると期待されている。

Q 具体的には?

A あらかじめ訪問時間や介助の内容が決まっている「定期訪問」と、緊急時の「随時対応・随時訪問」。さらに、定期的に看護師の訪問を受けて、健康状態を確認してもらえます。 「随時対応・随時訪問」は、病院のナースコールのように、通信機器を使って介護福祉士などの資格を持つ職員に24時間365日連絡を取ることができます。状況を話し、必要と判断されれば職員が駆けつけます。表情なども確認できることから、テレビ電話を使うケースも多いようです。 これらのサービスを組み合わせ、看取りが近い時などは、1日に10回以上の訪問でも対応します。

Q そんなに来てもらうと費用がかかるのでは?

A サービスの特徴は、必要があれば訪問回数が増えても利用料が定額という点です。介護の必要性を示す要介護度によって、利用料が設定されています。
このサービスを使いながら、日中、施設に出かけて、レクリエーションや体操などをして過ごすデイサービスに通うなど、ほかのサービスを組み合わせることもできます。

Q 利用方法は?

A まずは、介護プランを作る専門家のケアマネジャーに相談してみましょう。ただ、対応する介護事業所はまだ全国に約870か所しかないので、利用できない地域も少なくない。

【文責】登坂紀一朗(薬剤師)

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