介護職が医療を学ぶ際に重要なこと
1.医者は病気を治せない
2.薬は病気を治せない
医者は過去の事例に基づく診断が仕事
診断は推定、治療方針は実証実験
経過観察で補正
薬は毒、毒をもって毒を制すのが薬
異常事態が起こっている体に
逆作用の異常事態を起こすのが薬
病気を治すのは自分自身の体
これを恒常性(ホメオスターシス)という
この能力が凄すぎるんだよね
薬で病気が治るのなら
高血圧、糖尿病、認知症・・・
服薬は短期間で良いんだよね。
治せないから、永遠に飲み続ける訳で
恒常性がなくなり
不可逆的になってしまうと
毒を持って毒を抑え続けていかなければならない
でも、その毒が、毒だからこそ、
新たな病気を生み出すことを知っておくこと
10種類ぐらいの薬を全部やめてみると
1週間ぐらいで元気になる
じいちゃん、ばあちゃんは
けっこう、いるんだよね。
これ、実話で。
余談だけど
「医者は手術で治すよね!」
という人向けに
手術技術は、暗黒の歴史の中で、
膨大な実証実験に基づき、体系化されたもの
ここまで切ったり繋げたりしても
人間の体は大丈夫、という実験の上に成り立つ
切った部分を繋げるのは自分自身
変化した体で活動できるようにするのも自分自身
最後に
ここまで読んでくれた
介護職の皆さんへ
認知症という症状(病気ではなく状態)の方々を
・薬を使うことなく
・拘束することなく
笑顔と知識と関わりで
何事もなく日常を過ごせるように支えていく
介護職の皆さんを
心から尊敬しています
医療では上記2つの方法でしか支えられません