2024年4月29日
暑さが増すにつれ、「アイスが食べたい」という声も高まりる。介護を受けている方々もアイスクリームを求めることが多くなりるが、アイスには様々な種類があり、それぞれ栄養価が異なる。介護食を受けている方の状態に合わせて、エネルギーやたんぱく質を補うために適したアイスを選ぶことが大切だ。また、カロリーを抑えたい方向けのアイスも市販されているので、購入前にはパッケージを確認することをお勧めする。
アイスクリーム
- 乳固形分: 15.0%以上
- 乳脂肪分: 8.0%以上
- 特徴: クリーミーでミルク風味豊か。高級感があり、濃厚な味わい。
- 栄養価: 100gあたりエネルギー178kcal、たんぱく質6.8g、カルシウム130mg。
- 適用: 食事量が減っている方に推奨。クリーミーで満足感があり、エネルギー源に。
アイスミルク
- 乳固形分: 10.0%以上
- 乳脂肪分: 3.0%~8.0%
- 特徴: アイスクリームよりさっぱり。しっかりしたミルク風味。
- 栄養価: 100gあたりエネルギー167kcal、たんぱく質3.4g、カルシウム110mg。
- 適用: ダイエットや体重管理をしたい方におすすめ。さっぱりとした食感。
ラクトアイス
- 乳固形分: 3.0%以上
- 乳脂肪分: 特に決まりなし。
- 特徴: 植物油脂使用で、さっぱりとした口当たり。種類が豊富。
氷菓子
- 乳固形分・乳脂肪分: 決まりなし。
- 特徴: 「かき氷」や「シャーベット」など、水分が多くさっぱりとした食感。
介護食を受けている方には、特にエネルギー補給が必要な場合、乳脂肪分が多いアイスクリームが適している。また、固形物が含まれていない場合、誤嚥のリスクも低減される。普段は価格面でラクトアイスを選ぶことが多いですが、食欲が落ちた時にはアイスクリームを提供している。
これからの季節、冷凍庫にお好みのアイスをストックしておくと、暑さに備えることができる。介護食を準備する方も、甘くて冷たいご褒美を用意して、これからの暑さに備えよう。
※アイスクリームは乳製品を含むため、アレルギーがある方は注意が必要だ。また、食べる方のかむ力や飲み込む力に個人差があるため、不安がある場合は医療専門家に相談してください。
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