2024年2月19日
・72歳の女が運転する車が暴走し、2人が死傷した福島県鏡石町の事故で、女性は「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と供述。これに伴い、福島県内のカー用品店では、踏み間違いによる急発進を防ぐペダル制御装置に対する問い合わせが増加している。
・事故は15日、JR鏡石駅で女性の運転する軽自動車が男女2人をはね、駅舎に突っ込んだ。19歳の男子大学生が死亡し、女子大学生が重傷。
・以前の2022年には、福島市で97歳の男性が歩道を時速60キロで暴走。40代の女性が死亡し、4人がけが。いずれの事故も「ブレーキとアクセルの踏み間違い」が原因だった。
・会津若松市のカー用品店では、「ペダルの見張り番２」が売られており、車に取り付けることでペダルの信号を制御し、踏み間違いによる急発進を防ぐことが可能。200種類以上の車種に対応している。
・映像比較では、通常の車と装置を取り付けた車では、誤ってアクセルを強く踏んでも急発進せず、その後ブレーキを踏んで止まるまでの違いが確認できる。
・スーパーオートバックス・楡井直哉マネージャーによれば、「（鏡石町の暴走事故後）ご家族連れでご高齢のお客様がご来店される。若いご家族がお母さまお父さまのためにつけたいというお問い合わせも増えている」。
・一部では車の傷に心配した家族が相談し、鏡石町の事故後、数十件の問い合わせが寄せられている。装置の価格は、工賃込みで4万円であり、2時間ほどで取り付け可能。
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