2024年6月10日
・東京都健康長寿医療センターの研究チームが、犬と猫の飼育が認知症発症リスクに与える影響についての研究結果を発表した。
・研究員の谷口優氏によると、犬を飼うことで認知症の発症リスクが40%低下することが明らかになった。
・2016年から2020年にかけての東京都内の65歳以上の約1万1千人のデータを分析した結果、犬の飼育者は非飼育者に比べて認知症リスクが大幅に減少していることが判明。
・一方で、猫を飼っている人の認知症発症リスクは、飼っていない人と比べてわずか2%の減少に留まった。
・犬の飼育者の中でも、定期的に運動を行い、家族や友人との交流がある人は、さらに認知症リスクが低いことが分かった。
・散歩や他人とのコミュニケーションが、認知症リスクを減らす要因として考えられている。
・谷口氏は、猫の飼育が心理的な安定には寄与するものの、認知症リスクの軽減にはつながらないと指摘。
・ペットの飼育が介護費用の削減にも寄与する可能性があることが、関連研究で示されている。
・高齢者のペット飼育が認知症予防や介護費削減に役立つ可能性があり、飼育支援の仕組み作りが求められている。
・犬や猫だけでなく、家族や地域社会との関わりも認知症予防に重要であると強調されている。
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