三重県の高齢者虐待、26件認定

2024年1月18日

・ 2022年度に三重県松阪市、多気郡多気、明和、大台町で認定された高齢者虐待の件数は26件。前年度比で5件減少した。

・県全体での虐待の主な原因は家族によるものであり、そのうち息子からの虐待が約4割を占めていた。

・県は高齢者虐待防止法に基づく調査結果をまとめ、各市町ごとに公表。認定件数は以下の通り。

松阪市：20件（前年度比5件減）
大台町：3件（同1件増）
明和町：2件（同2件増）
多気町：1件（同3件減）
・県全体では242件で、前年度の238件から4件増加。認定の内訳は237件（240人）が家族による虐待であり、そのうち42.3％が息子からのものだった。

・虐待を受けた人の76.3％が女性で、年齢別では75～79歳が最も多かった（22.5％、54人）。身体的虐待が約7割を占めていた。

・介護施設の職員らによる虐待は5件で、前年度比で5件減少した。

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