交通事故の半数以上が高齢者、歩行中がリスク
2024年1月15日
・ 交通死亡事故が減少傾向の中、犠牲者の半数以上が65歳以上の高齢者。特に歩行中の事故が最も多く、致死率も他の年齢層の約6・5倍と高い。
・ アクティブ・シニアが増え、健康維持のために外で運動する一方で、高齢になると危険認知力が衰えることが課題となっている。
・ 昨年12月、東京都墨田区で発生した高齢者死亡事故では、自宅近くで歩行中の80代女性がトラックにひかれ死亡。
・ 高齢者死亡事故は令和5年に全国で2678人中1465人が65歳以上で、全体の54.7%を占める。
・ 警察庁によると、都内での高齢者死亡事故で最も多かったのが歩行中の事故。歩行者の歩く速度や車の通行量を考慮しないと、事故リスクが高まる。
・ 高齢者の安全を守るためには、加齢とともに危険認知力が衰えることを理解し、基本の交通ルールを徹底することが重要。左右を確認し、横断歩道を渡る際には特に注意が必要。
・ 交通総務課では高齢者向けの交通安全教室や反射材の着用を呼びかけており、反射材は夕暮れや夜間、早朝の散歩時に有用。
・ アクティブな高齢者をサポートするためには、体の機能に即した対策が求められており、リターンライダー向けのバイク実技教室なども実施されている。
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