武見厚相、介護施設の経営状況を懸念―実態調査結果を受けて見解
2023年11月16日
・ 武見敬三厚生労働相は14日、介護施設・事業所の経営が「非常に厳しい」との見解を述べた。
・ 厚労省が公表した「介護事業経営実態調査」によると、昨年度の全サービス平均利益率が前年より0.4ポイント下がり、特に施設系サービスで初めて利益率がマイナスに転じていた。
・ 要因として、介護報酬が公定価格である一方で、物価や賃金の上昇に伴い支出が増加。特に入所施設の経営が厳しい状況であり、来年度の介護報酬改定に向けて協議に臨む考えを示した。
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